快足ばかりが目立ったソフトバンク周東佑京外野手(30)だが、初回の先制3号2ランが大きな勝因となった。
無死一塁で2度バントを試みた。初球は見逃しで2球目はボール。ここで小久保監督は「見逃していて打ちそうだなと。バントだろうと思って相手もストライクを取りに来るところを打ちにいってくれると思った」とバントを取り消した。
周東も「取り消されたなあと、監督的には打ってほしいんだろうな」と意図を理解。山崎の逆球となった内角高めカットボールにうまく反応し、右翼ポール際へたたき込んだ。ベンチで出迎える小久保監督も「取り消したらこれだよ」と笑顔でハイタッチした。
日本ハム先発山崎には8月20日に6回3安打1失点、9月1日も7回3安打1失点と苦戦していただけに、初回で2点を奪えたのは大きかった。3回の第2打席はきっちり投前犠打を決め栗原の35号2ランにつなげた。チームとして山崎対策を立て、4回2/3、7安打4失点でKO。周東は8連勝で乗り込んできた日本ハムの勢いを止めた立役者となった。【石橋隆雄】



