中日の工藤公康新監督(63)が30日、4度目となる秋季練習の視察でナゴヤ球場を訪れた。みやざきフェニックス・リーグに参加していた若手選手らはこの日が初対面。午前9時30分、全体練習を前に選手やコーチ、球団スタッフを集めて訓示し、選手たちは引き締まった表情で背筋を伸ばして聞き入った。
「長くやってほしい」と、プロ野球選手として長く活躍するための体づくりを求めた工藤監督。今季は開幕前に松山、マラー、ボスラー、上林が故障で離脱。開幕後もアブレウ、岡林、サノーらに肉離れや脇腹痛などの故障が相次ぎ、レギュラークラスの離脱も目立った。準備不足がケガにつながると説明、厳しい練習に耐えられる体力を若いうちから養う必要性を説いた。「長くやればやるほど、みんなもっとやりたいと思うんです。もっとやりたいという時にやめる。そうならないために若いうちから体をつくって体力をつけないといけない」。さらに「プロ野球は何年もできるものではない」と、1年1年が勝負となる厳しさも強調した。
その後はフリー打撃を見守り、トレーナー陣一人一人と数十分にわたって話し込んだ。午後には約3時間のコーチ会議に出席し、外が暗くなるまでナゴヤ球場に滞在した。
◆来季から中日投手コーチに就任する吉見一起氏(42)が秋季キャンプに合流した。
◆中日は11月2日から始まる高知秋季キャンプの参加選手25人を発表。岡林勇希外野手(24)、村松開人内野手(25)ら。



