<日本ハム2-4ロッテ>◇12日◇札幌ドーム

 日本ハムが今季ワーストタイの6連敗を喫した。ロッテ唐川の前に7回までわずか2安打。ソフトバンクが敗れたため、優勝マジックは1つ減って「19」。だが、この3連戦前まで16勝4敗と得意にしていた5位ロッテに本拠地で連敗した。梨田昌孝監督(56)は「打線もなかなか援護できなくてね、8回の2点が重かった。今日は塁に出られなかった。また明日からやり直し」。言葉とは対照的に、硬い表情は最後まで変わらなかった。

 2点を返し、さらに2死一塁と攻め立てた8回。疲れの見え始めた唐川の直球をフルスイングした稲葉の打球は、フェンス前で失速した。「力がないね…。(唐川は)球持ちがよくて、手元できていた」。主砲が左飛に倒れた瞬間、膨らみかけて希望の光は再びしぼんでいった。

 梨田監督は「長打が組み合わされば、また違うんだけど」。6安打はすべて単打。6長打で簡単に得点を奪う相手の打線をうらやんだ。

 インフルエンザ禍に苦しんだ8月下旬に続き、1カ月間で2度目の6連敗。2位ソフトバンクも敗れたため、優勝マジックは「19」と着実に減っていることが救いではある。梨田監督は「ウチの野球は形とすれば守りから。守備では糸井も(田中)賢介も金子(誠)もいいプレーがあったし、その点は満足はしています。あとは相手より1点多く取れれば」。シーズン終盤に訪れた最大のピンチにも、後ろを向くことはなかった。【本間翼】

 [2009年9月13日8時18分

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