<ソフトバンク7-5巨人>◇13日◇福岡ヤフードーム

 ソフトバンクのエース杉内俊哉投手(29)が苦しみながらも巨人打線を5回3失点に抑え、和田と並ぶリーグトップの9勝を挙げた。「打線が打ってくれた。松中さんの1発も大きかったし、甲藤がよく抑えてくれた」と勝利を守ってくれた同僚に感謝した。

 高山投手コーチが「今年1番悪かったんじゃないかな。直球が自分のバランスで投げられてなかった」と振り返る苦しい投球だった。3回以外はすべて安打で走者を出し、5回で被安打9。3回まではしのいだが、4、5回は連打で失点を重ね、5回で交代した。「こういうゲームをモノにできたのは大きいですね。勝ちがつくと次につながる」と安堵(あんど)の笑みをもらした。

 杉内にとっては「4度目の正直」でようやくつかんだ大きな勝利だ。今季中5日で登板した試合は0勝1分け。今季の2敗はすべて中5日の登板でつけたものだった。前回の7日阪神戦も中5日。引き分けで負けなかったものの、勝ち越してもことごとく追いつかれ3失点で勝てなかった。秋山監督も「投手にはサイクルがあるので、中5日は合わないのかもしれない」と話した。

 リーグ戦に戻れば、また登板間隔は中6日に戻る。交流戦終了時での9勝は昨年の7勝を上回るペース。早くも2ケタ勝利に王手をかけ「(2ケタ勝利は)パッとやってしまいたいですね」。リーグ優勝を目指して、エースが苦心のG倒から加速する。【前田泰子】

 [2010年6月14日11時27分

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