巨人の歴史的な対大学チーム初戦は、3月1日の中大戦となることが濃厚となった。巨人が前日16日に日本野球機構(NPB)に中大との対戦を申請したことが17日、分かった。ドラフト1位沢村拓一投手(22)の母校でもある中大もこの日、東都大学リーグに報告。中大も宮崎でキャンプ中であり、承認されれば解禁日の3月1日に宮崎ひむかスタジアムでの対戦が実現する。巨人1軍は沖縄遠征から帰京しており、2軍が相手となる。

 清武球団代表は「プロアマの壁を少しでも低くしたい。目的は試合数の増加だけではない。沢村が高校、大学で伸びた。(アマには)合理的なシステムがあるはずで、育成の仕方を学ぶところにある」と話した。原監督も「野球界の発展、レベルアップ、活気において、プラスのこと以外考えられない」と歓迎。希望している母校・東海大との対戦は3月20日になる見込みだ。

 [2011年2月18日9時12分

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