ヤクルトのドラフト3位・山川晃司捕手(18=福岡工大城東)が14日、「釣り捕手」を目指すことを誓った。地元福岡では、元プロ野球選手で釣り好きで有名な城島健司氏(38)が司会を務めるRKB毎日放送の「城島健司のJ的な釣りテレビ」を毎週欠かさずチェック。バス釣りでは48センチのブラックバスを釣るなど大の釣り好きだ。「獲物がかかった時の瞬間が醍醐味(だいごみ)。駆け引きと我慢の部分は野球にも通じている」と得意げに話す。

 同期入団の同4位の寺田哲也投手(27=四国IL・香川)、同5位の中元勇作投手(26=伯和ビクトリーズ)、同7位の原泉外野手(22=第一工業大)も釣りが趣味。「一緒にやってみたいです。(原の故郷)喜界島で釣ってみたい」と新人選手で同好会を結成する意向も示した。「いつか野球で城島さんのように有名になって、釣り番組を持てるようになりたい」。釣り界でも成功を収める「城島2世」を夢見る。