侍ジャパン牧秀悟内野手が三塁にも備える。

本職の二塁に加え、昨年11月の強化試合では一塁も守った。強化合宿でも一塁守備に就いている。さらに「(首脳陣から)もしかしたらサードという話もされています。いつでもできるように」と明かした。三塁は主砲の村上、さらに岡本がいるが、不測の事態に備える。試合で三塁を守ったのは「小さいときにあった」ぐらいだが、プロでも三塁でノックを受けてきており、気後れはない。

状態は上向きだ。この日のフリー打撃では44スイングし、打球方向は左15、中9、右20。屈指の“右打ち侍”だが、コースに応じて引っ張った柵越えもみせた。打つポイントが近く、WBCを勝ち抜くカギとなる動くボールへの対応に期待がかかる。「よく見て打つこと。ただ、見すぎてもあまり良くない。自分の感覚と合うところを探していけたら」と攻略法を説いた。

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