鈴木誠也外野手(31=カブス)が2度の勝ち越し打点を含む1試合4打点の活躍でWBC初のヒーローインタビューに呼ばれた。
初回に韓国に3点先制を許すいきなりの劣勢も一振りでムードを変えた。1回裏1死二塁で韓国のサイドスロー右腕、高永表の外角ツーシームを右翼スタンドへ運ぶ2ランで発進。前回大会は選出されたが、コンディション不良で出場辞退。WBC初アーチで勢いに乗った。大谷翔平投手(31=ドジャース)の同点アーチで迎えた3回2死無走者では2打席連続の勝ち越しソロを左中間に突き刺した。そして5-5の同点での2死満塁では、カウント3-1から決勝の押し出し四球を選択。直後の吉田正尚外野手(32=レッドソックス)のダメ押し2点適時打へつないだ。
超満員のスタンドから声援を浴びてヒーローインタビューを受けた。「いや、もう本当にホっとしています。皆さんの声援があって今日の試合ができたと思うので、熱い声援をありがとうございます」。まずは感謝をスタンドに伝えた。「1本ホームランが出てホッとしたのもありますし、前回の悔しさもあるので、気合を入れてこれからの試合も頑張りたいなと思います」。前回加われなかった世界一。侍の3番が味わえなかった美酒を浴びるために侍打線をけん引する。

