侍ジャパンの2番手・隅田知一郎投手(26)が怒とうの3回7奪三振と絶大な存在感を示した。

先発の菅野智之(36)からバトンを受けて「第2先発」として0-0の5回に登板。6回に先制点を与えたが、この1点だけにとどめ、さらには流れを引き寄せるような快投を演じた。0-1の7回、吉田正尚外野手(32)の逆転2ランも呼び込んだ。

「やっと投げられた。シーソーゲームだったので、しっかり先発でもう1回、初回くらいの入りでいけるように準備しました。僕で試合は動くだろうなと思っていたので思い切っていきました。集中して1人1人投げることができたので良かったです」と充実の表情を浮かべた。

「若月さんといいコミュニケーションを取って投げられたと思います。真っすぐのラインだけ間違えないようにというのと、変化球はストライク取りに来ていいよとかワンバンとか、ピッチコムでしっかり意思疎通できました」とツールへの対応にも自信を深めていた。

オフの間に直球に磨きをかけた。2月中旬に石井大智投手(28)の負傷による追加招集となったが、短い期間で仕上げてきた。

「オフも(招集が)あるかもしれないと準備していた。選ばれたときは『オッと』ってなりましたけど、準備はできていました。真っすぐでも、空振り、ファウル取れましたし、とにかくゾーンで勝負できたのは良かった。変化球でしっかり腕を振れた感じで、真っすぐも振れて良かったかなと思います」

5回は2死一塁から要注意打者のバザナを内角高めの直球で差し込み、左飛に打ち取った。

2イニング目の6回は1死からホワイトフィールドに一塁線を破られる二塁打。次打者のときに好スタートを切られて三盗を決められた。捕手・若月健矢(30)の送球は内側にそれて走者と重なるような形となり、左翼前に転がる間にホームインを許した。

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