1. 
2. 野球
3. ニュース

　日本先発陣の柱、松坂大輔投手（２８＝レッドソックス）とダルビッシュ有投手（２２＝日本ハム）が、万全の仕上がりで代表候補合宿を打ち上げた。最終日の２２日は、両投手ともに室内練習場で調整した。松坂はランニングとキャッチボールなどの軽いメニューを消化したが、ダルビッシュはブルペンで６２球を投げ込んだ。

　ダルビッシュは３月５日の開幕戦（対中国）、松坂は７日の２戦目（韓国、台湾の勝者）に先発する。この日程から逆算して、それぞれが本番前に２試合の実戦登板に臨む。２４日のオーストラリア戦に先発予定のダルビッシュは「順調にきています」と、今合宿の成果を強調。各国の偵察部隊が集結する中での登板にも、球種の精度を確かめることに集中する。「そういう（隠す）ことはしません」と、全球種を惜しみなく投げ込むつもりだ。

　松坂も代表合宿の収穫を「思ったとおりに、自分のペースでいい練習ができたことが一番よかった」と話した。所属するレッドソックスの管理方針から、ブルペンでの過度な投げ込みこそ回避したが、少ない球数でフォームを固めに集中した。キャッチボール、遠投の限られた練習で投球動作の確認を怠らなかった。

　今後は２５日のオーストラリア戦、３月１日の巨人戦に先発し本番を迎える。２試合のテーマには「打たれてもいいと思う。内容をしっかり残して、試合の中で反省と収穫を消化していきたい」。決戦で結果を出すための投球プランを頭に描いていた。【山内崇章】

　［2009年2月23日8時44分　紙面から］

このニュース・話題の日記を書く

※ニュースの日記を書く方法はこちらで紹介しています。

このニュースには全0件の日記があります。

ソーシャルブックマークへ投稿

ソーシャルブックマークとは

キーワード：

松坂大輔

• ウェブで調べる
• 過去記事を探す
• ＴＶ番組表をチェックする