日本スーパーバンタム級王者池側純(28=角海老宝石)が2度目の防衛に成功した。同級13位鶴海高士(29=石田)の挑戦を受け、3-0(98-92×2、99-91)の大差判定勝利でベルトを守った。
2回には偶然のバッティングで両者ともに右目上をカット。すると池側は王者らしく得意の左アッパー、左ストレートで攻め込み、左フックやボディー攻撃を仕掛けて挑戦者を翻弄(ほんろう)した。
しかし池側は「全然でしたね…。研究されてやりにくかった。ランカーが対戦を受けてくれない中、受けてくれた鶴海選手に感謝しているし、強かった。ポイントで勝っていたのは分かっていたが、自分の立ち位置的に求められるボクシング、求めるボクシングがあるので」と内容面には納得していない様子だ。
現在、世界ランキングではWBCで8位に入る。世界挑戦が射程圏内に入りつつある。池側は「世界とか全然、無理なので。まだまだ頑張る。しょうもない試合でしたし。すぐに世界は決まらないと思うし」と最後まで慎重な姿勢だった。
所属ジム側も「今終わったばかりなので、まずは休ませたい」と言うにとどめていた。

