史上初の高校8冠を含むアマチュア10冠のプロボクシング東洋太平洋ライト級王者今永虎雅(27=大橋)が初防衛戦に臨む。8日、東京・後楽園ホールで同級6位ジュン・ミンホ(33=韓国)の挑戦を受ける。7日には東京・水道橋で前日計量に臨み、61・2キロでパスしたジュンに対し、61・0キロでクリア。今永は「日々、成長できていて、今、1番良い状態という実感がある。レベルアップした自分で試合ができる」と充実した表情を浮かべた。
昨年9月に日本同級王座獲得後に王座返上。同12月にはサウジアラビアで当時世界ランカーだったエリドソン・ガルシア(ドミニカ共和国)とのノンタイトル戦で僅差(きんさ)判定負けでプロ初黒星を味わった。今年3月下旬から5月上旬まで約1カ月間、希望していた米修行を敢行。同6月には大阪で元日本王者仲里周磨(オキナワ)との東洋太平洋同級王座決定戦で判定勝利。日本王座に続き、アジア王座も獲得していた。
今永は「練習していく中で理想に近づいている。やりたいボクシングのイメージが合致している。あとは試合でどれだけ出せるかだと思う」と自信の笑みを浮かべた。
同じ八重樫東トレーナー(43)から指導を受ける石井武志(26=大橋)が2日にWBA世界ミニマム級王座を獲得した。身近なジムメートが世界ベルトを手にしただけに「めっちゃ刺激を受けた。試合だけでなく、武志は練習に対する姿勢が大橋ジムで1番だと思う、自分も見習って世界王者になりたい」と強い決意を示していた。

