プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(33=大橋)が13日夜に自身のXを更新。フェザー級転向について言及した。
来年3月の対戦相手として浮上しているWBA世界バンタム級スーパー王者ジェシー・ロドリゲス(26=米国)の動向を踏まえ「バム(ロドリゲスの愛称)をダラダラ待つ気はないからフェザー級に行く準備を進めるよ」と現時点での心境をつづった。
これは12日(日本時間13日)に米メディア「FightHubTV」でロドリゲスを指導するロバート・ガルシア・トレーナーのインタビューが掲載。井上-ロドリゲス戦が27年4~5月になる可能性を示唆したことを受けての発信だとみられている。
井上がXでポストした後、ガルシア・トレーナーは即座に反応。13日(日本時間14日)の米メディア「ボクシング・シーン」によると、同トレーナーは「井上選手から(ロドリゲスのプロモーターでマッチルーム社長の)エディ・ハーン氏への連絡はない。もし連絡があったなら、すぐに耳にしていたはず。井上選手は好きなようにすれば良いが…井上選手を我々は必須としていません。しかし3月、4月、5月に彼と対戦するという予定は順調に進んでいます」とコメントした。
元3団体統一スーパーフライ級王者ロドリゲスは現在、米カリフォルニア州モレノバレーにあるガルシアのボクシングアカデミーでトレーニングキャンプを開始。WBO世界バンタム級王者クリスチャン・メディナ(メキシコ)との王座統一戦に向けて準備を進めている。米メディアでは同カードが12月11日、英カーディフで組まれると報じられている。6月にアントニオ・バルガス(米国)を下してWBA同級王座を獲得し、その後にスーパー王者に昇格。ガルシア・トレーナーは当初からもう1試合、バンタム級で戦った後、27年初頭に日本で井上と対戦する流れを口にしてきたが、メディナ戦開催がずれ込み、井上への挑戦時期も後ろ倒しになっている状況だ。
ガルシア・トレーナーは「今のところ、誰も私たちに教えてくれない」と井上の意向を聞いていないとしている。井上陣営からの提案があればハーン社長とともに受ける用意があるとし「この試合(メディナ戦)を最終決定するのを待っていて、その後にこのビッグマッチのために日本へ行く予定だ。もし4月か5月までかかるとしても、状況はもっと良くなるだろう。なぜ井上選手がパニックになっているのか分からない」と話したという。
またハーン社長もSNSでXによる井上の意向に反応し「誰が待っているんだ? 2月か3月に戦うと言っていたじゃないか? 準備はできているぞ」と従来の対戦予定に変更がないことを強調していた。

