プロボクシングWBO世界スーパーフライ級王者寺地拳四朗(34=BMB)が11月29日、東京・両国国技館で同級10位ハシエル・アマドル(25=メキシコ)との初防衛戦に臨むと14日、発表された。
今年7月、イスラエル・ゴンサレス(メキシコ)との同級王座決定戦を制し、世界3階級制覇を成し遂げて以来のリングとなる。同日には東京ドームホテルでカード発表会見に出席し、新調したWBOベルトのカラーのスーツで登場した。
オレンジ色に近いWBO王座ベルト地のカラーで上下をまとめてきた寺地は「これはWBOカラー。今日のためにです」と満面の笑み。挑戦者のアマドルはプロ戦績15勝(13KO)1分けで81%という高いKO率を誇り、身長は172センチと同階級では高い。同164センチの寺地よりも8センチも大きく、現在のランキング以上に警戒すべき無敗チャレンジャーとなる。
寺地は「結構、身長も高くて前に出てくる印象。そこをボクのジャブでしっかりと突いて。そんなに前に入らせないようにしたいと思う」と警戒することも忘れなかった。
初防衛に成功すれば来年の統一戦実現への大きなステップとなる。日本人初となる3階級での王座統一は大きなモチベーションだ。「とりあえず、この試合に勝つことが1番。その先は統一」とキッパリ言った。
同じ興行にはフライ級時代、王座統一戦で激突したユーリ阿久井政悟(31=倉敷守安)がWBA世界スーパーフライ級王座に挑戦する。寺地は「僕も統一戦はしたい。そういう面では意識している」と口にした。さらに、まだ手にしたことのないIBF王座への強い興味も示し「IBFが1番モチベーションが上がる。それを取れば4つ集まるので」とも。
9月に入って本格的なジムワークを開始している寺地は同下旬、大阪で篠原茂清トレーナーのもと、フィジカル合宿も消化。11月の初防衛戦に備えて精力的にトレーニングを続けているという。

