世界最大級の格闘技団体ONEチャンピオンシップは30日、「ONE SAMURAI 5」(11月18日、東京・EBARA WAVEアリーナおおた)の追加対戦カード3試合を発表。うちムエタイとキックボクシングの2試合はRISE対ONEという構図で、すでに参戦が発表されている那須川龍心、玖村将史、礼司の試合と合わせて計5試合が両団体の激突となる。

▼ストロー級(-125ポンド=約56.7キロ)ムエタイ3分3回

加藤有吾(RIKIX) VS 石井寿来(エクシンディコンジム)

現在はRISEを主戦場とする加藤はアグレッシブに前進し、強烈な左ボディと右ストレートで対戦相手を粉砕する生粋のハードパンチャー。WMC日本スーパーバンタム級王座を獲得するなど、確かな実力と実績を誇る。対する石井は、ムエタイやK-1などで数々のタイトルを獲得してきた石井一成のおい。幼少期から本場タイのルンピニースタジアムでも激闘を重ね、ONEフライデーファイツを主戦場に7戦5勝(3KO)1敗1ノーコンテストと着実に力をつけている若きムエタイファイターだ。加藤が一撃必倒の剛腕でリングを制圧するのか、石井の卓越した防御と鋭い蹴りで剛腕を空転させるのか。レベルの高い好カードだ。

▼フェザー級(-155ポンド=約70.3キロ)キックボクシング3分3回

麻火佑太郎(PHOENIX) VS ペッタノン・ペットファーガス(タイ)

「信州の妖刀」の異名を持つ日本人ストライカー麻火は、長いリーチから繰り出すテコンドー、空手仕込みの多彩な足技と鋭い膝蹴りを最大の武器とし、2024年にはONEフライデーファイツでムエタイの生ける伝説であるセクサン選手を下す大金星を挙げ、世界にその名を轟かせた。対するペッタノンは、元ONEバンタム級キックボクシング世界王者の肩書を持つベテランファイター。圧倒的な試合経験を誇り、サウスポーから繰り出される強烈な左ミドルキックと、相手の長所を消す卓越したディフェンス技術を併せ持っている。ペッタノンの熟練の防御と重いミドルキックに対し、麻火の変幻自在な足技がいかにして突破口を開くのか注目が集まる。

▼フェザー級(-155ポンド=約70.3キロ)MMA5分3回

木下尚祐(リバーサルジム横浜グランドスラム) VS シヴァエフ(リバーサルジム新宿MeWe)

木下は2017年のデビューからZST、DEEP、パンクラスで活躍。今年6月の前戦ではパンクラス・フェザー級暫定王座決定戦に出場した。無尽蔵のスタミナに裏打ちされた粘り強いスクランブル能力を武器に、相手のスタイルに合わせて距離・展開を変えることができる、総合力が高い選手だ。対するシヴァエフは修斗を主戦場とする注目の新鋭。圧倒的な身体能力を武器に、7戦6勝1敗と快進撃を続けている。シヴァエフのポテンシャルと勢いか、木下の経験値と技術が勝るか、スリリングな一戦になりそうだ。