今夏、大相撲入りをしなかった元アマチュア横綱の花田秀虎さん(24)が米プロレス団体のWWEと契約したと米専門メディア「PWインサイダー」などが27日(日本時間28日)、報じた。WWE傘下の登竜門ブランド「NXT」と契約を結んだという。今後は米フロリダ州オーランドにあるトレーニング施設となるWWEパフォーマンスセンターでプロレスラーとしての準備を進めることになる。

昨年、花田さんはコロラド州立大でアメリカンフットボール選手としてプレーしながら、WWEのNIL(選手肖像権)契約を締結。大学のカリキュラムの一環として、WWEでのインターンシップに参加していた。25年1月にはWWE伝統の大会でプレミアム・ライブイベントとなるロイヤル・ランブル大会(米インディアナポリス)にも招待されていた。

米メディアによると、大会後に花田さんは「スターレスラーが登場するたびに、観客は耳をつんざくような歓声に包まれた。WWEの圧倒的な熱狂と興奮は、私がこれまで経験したことのないもので、サッカーや相撲とはまったく違っていた」と感動。また音響やステージ製作、セットデザインなどWWEの規模の大きさにも触れ「このまったく新しい世界を肌で感じることができ、エンターテインメント界の最高峰の1つであるWWEに関わることができ、本当に感謝しています。この貴重な経験から多くを学び、今後の活動に生かしていきたいと思っています」と意気込んでいたという。

花田さんは日体大1年だった2020年にアマチュア横綱の座に就いた。23年にはNFL入りを目指してコロラド州立大に留学。しかし、NFL入りが難しくなり、今年1月に帰国。今後はWWE、NFL再挑戦、海外でのビジネスなどを進路の候補に挙げていた。