協栄ジムは4日、モデルボクサー高野人母美(27)が、今月10日に東京・後楽園ホールで、女子東洋太平洋スーパーバンタム級王座決定戦に出場すると発表した。

 同級2位ノーンブア・ルークプライアリー(24=タイ)と対戦する。

 高野は都内のジムで行われた会見後に練習を公開。前回の試合以降練習してきたというジャブ、右ストレートなどを披露。

 初のタイトル挑戦に「ベルトを巻くことだけに集中したい」と闘志を燃やした。これまで主戦場としてきたスーパーフライ級から2階級上げたことには「減量がきつかったので、スタミナ面でもプラスになると思う」と説明した。金平桂一郎会長は「内容次第では、世界戦も視野に入れていきたい」と話した。