WWEは22日、東京・六本木のハードロックカフェ東京で会見を行い、元新日本の中邑真輔(35)と傘下のNXT部門の一員として契約したと発表した。

 会場では、中邑が契約を交わすシーンや、WWEパフォーマンスセンターを見学する映像も流された。中邑は「このたびより、戦いの舞台をWWEに置くことになりました。これまで培った中邑をより世界でパフォーマンスできればと思っています。WWEはまだ見ぬ世界で、非常にわくわくしています。この中邑真輔を世界にぶつけてみたいと思います。イヤァオ!」と抱負を話した。WWEのタレント・クリエーティブ・ライブイベント部門の取締役副社長のトリプルHことポール・レヴェスク氏は「我々WWEにとって才能ある人材は生命線と言っていいだろう。シンスケ・ナカムラとの契約は、NXTを世界中からベストのタレントが集まる場所にするという意思を示している。ナカムラの爆発的で激しいスタイルは、すぐにNXTのスーパースターたちに大きなインパクトを与え、NXTをさらにダイナミックにしてくれるだろう」とコメントしている。中邑は、WWE最大の祭典「レッスルマニア」ウイークの4月1日、ダラスのハッチンソン・コンベンション・センターで開催されるNXTテイクオーバー大会で、サミ・ゼインとデビュー戦を行うことが決まっており、試合の模様はWWEネットワークで全世界に生中継される。