世界ボクシング機構(WBO)ミニマム級暫定王座決定戦(26日・熊本県上天草市松島総合センター)の予備検診が21日、熊本市内で行われ、同市出身で初の世界戦に臨む同級2位の福原辰弥(本田フィットネス)と同級1位のモイセス・カジェロス(メキシコ)は、ともに異常なしと診断された。

 この日が初対面。身長にさほど差はなかった。福原はリーチが相手より9・3センチ短かったが「(カジェロスの体格は)思ったよりも小さい。早く当日にならないかな」と試合を待ち望んだ。

 前日に来日したカジェロスは長旅の疲れを見せず「リラックスしている。(福原は)武士のようだ。いい試合になると思う」と話した。