8月26日に米カリフォルニア州でボクシングWBO世界スーパーウエルター級王座決定戦に臨む同級5位亀海喜寛(34=帝拳)が9日、記者会見などに臨んだ米国から帰国した。

 初対面した対戦相手の元4階級王者ミゲル・コット(プエルトリコ)の印象は「すごく小さかった」。170センチの身長でミドル級王者にまでなったスーパースターだが、「オーラは今まで(の相手に)も感じたことがないので」と気後れはなかったという。興行を行う元世界6階級王者デラホーヤ氏は、コットはあと2戦で引退するため、次々戦の引退試合をビッグイベントにしたい意向。亀海は「申し訳ないですが、(思惑を)崩す気満々です」と語気を強めた。