プロレス人生40年で7回目の引退を発表した大仁田厚(59)が28日、自身の分身グレート・ニタが、8月27日にさよならを言いに来ると発表した。同日に東京・新木場1st RINGで開催する「さよならグレート・ニタ新木場大会」で、ニタが最後の姿を披露する。

 大仁田のコメントは、次の通り。

 大仁田 いじめられっ子の味方のニタ。これまで死んだり蘇ったりしたニタですが、いま、太平洋のハワイ島沖にいるらしく連絡を取りました。俺も引退するんだからお前も深海に帰れよ、という意味を込めて、さよならニタを開催します。多分最後は、新木場から徒歩10分の海から深海に帰ると思いますので、さよならニタを見に来てやってください。(コメントは原文のまま)

 大仁田厚は10月31日に後楽園ホールで行われる「さよなら大仁田、さよなら電流爆破 大仁田厚ファイナルツアー」で引退する。16年8月に右尺骨、同11月に左かかと、同12月に腰椎、17年2月に再び右尺骨と、7カ月で4度も骨折。縫った全身の傷は1499針に達し「一生懸命やれるのはこれまでかな」と肉体の限界を理由に挙げている。