ボクシングのWBC世界バンタム級タイトルマッチで日本記録に並ぶ13度目の防衛に4回TKO負けで失敗した前王者山中慎介(34=帝拳)が16日、京都市内で会見し、進退を保留した。
<山中慎介一問一答>
-現在の気持ちは
自分自身も悔しかったが、応援してくれた方に申し訳ない気持ちでいっぱい。
-試合について
負けて言うのは何だが、ネリはすべて想定内。それでも、荒々しく振ってきた時に焦りがあってガードが甘くなった。
-試合終了の瞬間は
映像を確認したら自分では効いている感覚はなかったが、実際ばたついていた。危なっかしく見えた。
-ベルトを失った
ベルトがないのは、すごく違和感がある。嫁と話していても、もう前チャンピオンなんだなって。勝って悔しかった経験はあるが、負けてタイトルを奪われて悔しいというのは初めて。昨夜からずっとつらかった。