米プロレスWWEの大阪公演「WWE Live  Osaka」(9月16日、エディオンアリーナ大阪)の対戦カード変更が29日発表され、スマックダウンの「ロックスター」中邑真輔(37)がWWEヘビー級王者ジンダー・マハル(31)にタイトル再挑戦することが決まった。

 WWEジャパンによると、8月20日の真夏の祭典サマースラム(米ニューヨーク・ブルックリン)でマハルの配下シン・ブラザーズの介入による不本意な敗戦だったことを受け、大阪公演の対戦カードが急きょ変更されたという。当初はバロン・コービン(32)とのシングル戦が組まれていた。

 今回の大阪には中邑の王座奪取を阻んだシン・ブラザースも来日。22日のスマックダウンのニューヨーク大会ではシン・ブラザーズとの1対2のハンディ戦を制し、乱入したマハルもキンシャサ(ボマイェ)で一蹴した。その後、中邑がタイトル再挑戦をアピールしていた。なお日本人選手が日本でのWWEヘビー級王座に挑戦するのは、03年にTAJIRIが当時の王者トリプルHに挑戦して以来となる。