「ロックスター」中邑真輔(37)が、挑発を続けるWWEヘビー級王者ジンダー・マハル(31)に「お返し」のキンシャサ一撃を決めた。

 10月8日(同9日)のPPV大会となるヘル・イン・ア・セル(米デトロイト)でベルトに再挑戦する中邑は、観客からのナカムラコールを受けながら場内の大型ビジョンに登場。先にリングインして中邑の変顔写真をみせながら挑発的な言動を繰り返したマハルと配下のシン・ブラザーズに向かい「オレは見てるぞ。これがオレのルックスだ」と不敵な笑みをみせながら宣言。直後に入場して3人と乱闘を展開すると、リング上でマハルに延髄切りを決めてヒザをつかせ、力強いキンシャサ(ボマイェ)をぶち込んで圧倒した。

 何週にもわたって変顔写真で挑戦者の中邑を見下してきた王者を黙らせる大きな反撃となった。