プロボクシングのWBC世界フライ級王者・比嘉大吾(22=白井・具志堅)の師匠、具志堅用高会長(62)が16日、東京・新宿区のジムで比嘉に挑戦者する同級5位トマ・マソン(27=フランス)の公開練習を視察した。22日の初防衛戦(東京・両国国技館)に備えたトレーニング前の会見にも報道陣とともに出席。「日本はフランスよりも寒いですか」などと質疑応答にも参加した。

 現在の体重がリミット(50・8キロ)まで残り500グラムと知ると「減量は楽そうですね。フランスよりもおいしいフランスパンを持ってきました」とプレゼントした。マソンは「(具志堅会長が)日本一有名なボクサーだと知っています。必ず食べます」と笑顔を見せ、トレーナーら陣営も加えて具志堅会長との記念撮影にも応じるなど友好ムードが漂っていた。