DDTは15日、都内のホテルで25日に両国国技館で開催する旗揚げ21周年記念大会の主要出場選手による記者会見を開催した。KO-Dタッグ選手権試合は、挑戦者の関本大介、樋口和貞組を王者HARASHIMA、丸藤正道(ノア)組が迎え撃つ。樋口は「自分はこの両国でも後楽園でも、3カウントで負け、大阪ではHARASHIMAにKOされた。大きな借りを、関本との“関口”組で返したい」と話した。関本も「追われる者より、追う者の方が強い。もう、戦いは始まっている。取るか取られるか2つに1つ。やってやります」と入れ込んだ。

 これに対し王者組のHARASHIMAは「両国大会まであと10日。今すぐにでも試合したい。前哨戦もいっぱいやって、KOしたりしているので、その勢いで両国もきっちり勝ちたい」と自信を見せた。

 丸藤は「相手が非常に黒くて、暗い。こちらは明るく楽しく両国で取ったベルトを、両国で防衛したい。DDTで取ったベルトだが、そろそろ外に出て防衛してもいいんじゃないか。そのためにも、今回必ず防衛したいと思います」と話した。また、タッグを組むHARASHIMAに対し「ノアのファンからHARASHIMAはノアに上がらないのか? とよく質問を受ける。HARASHIMAにノアのリングを体感してもらってもいいのか、ボクはすでに先の方を見ています」と、ノア参戦を誘っていた。