16日の後楽園大会でニュージャパン杯(NJC)準決勝を戦う棚橋弘至(41)とジュース・ロビンソン(28=米国)がタッグを組み味方として戦った。

 第5試合の6人タッグで、マイケル・エルガンを加えた新日本正規軍として、オカダ・カズチカ率いるCHAOSと対戦。先発決めからギクシャクすると、棚橋がロビンソンにラリアットを誤爆。試合こそ、ロビンソンがオカダ組のチャッキーTを破り勝利したが、その後も握手はなし。エルガンがしきりにとりなしたが、最後までピリピリムードだった。棚橋は「タッグを組んでいても、同じユニットであっても試合前に握手はしない。甘いケーキにしょうゆや塩をかけるようなもの」と独特の表現で解説した。一方のロビンソンも「棚橋は自分の扱い方が変わった。明日の試合が終わった後、自分たちの関係性が変わっていくかもしれない」と微妙な表現で、正規軍離脱もにおわせた。