K-1ヘビー級の新チャンピオン、ロエル・マナート(24=オランダ)が22日、都内で会見し、喜びを新たにした。

 「K-1 WGP 2018 ケーズフェスタ・1」(21日、さいたまスーパーアリーナ、日刊スポーツ新聞社後援)で、王者アントニオ・プラチバット(24=クロアチア)に3-0で判定勝ちしたマナート。この日は90年代のK-1名選手で、コーチの父アンドレ氏も同席し「プラン通りにできた」と声をそろえた。

 「右フックを警戒し、ガードを開けて動きを良く見た。距離も保ったのでクリーンヒットはなかった」というマナート。「父とあの場に立てたことをうれしく思う」と笑顔を見せた。

 そして、防衛戦について聞かれると「相手は誰でもいい。K-1サイドからのオファーを待って、準備するだけ」と、197センチ、100キロの体でどっしりと構えた。