08年北京五輪柔道女子70キロ級銅メダルで元UFC女子バンタム級王者ロンダ・ラウジー(31)がWWEデビュー戦で白星を挙げた。

 96年アトランタ五輪レスリング金メダルのロウGM、カート・アングル(49)との五輪メダリストタッグで、WWE最高執行責任者トリプルH(48)、ロウコミッショナーのステファニー・マクマホン(41)の権力者夫妻と激突した。

 アングルからタッチを受けたラウジーはリングを走って相手コーナーにいたステファニーを強引にリングに投げた。トリプルHにもパンチの連打でコーナーに追い込んだ。ステファニーに裸絞めで捕まったものの、関節技の攻防では1枚上。UFC時代からの必殺技となる腕ひしぎ逆十字固めでステファニーの左腕を破壊し、ギブアップを奪った。観客席でUFCデイナ・ホワイト社長(48)も見守る中、鮮やかな勝利でデビュー戦を飾った。