王者末吉大(27=帝拳)が同級1位東上剛司(ドリーム)を3-0の大差判定で下して2度目の防衛を果たした。

 15敗でKO負け1回とタフ自慢の挑戦者から初回に右でダウンを奪ったが、以降は「良い場面も悪い場面もあった」と仕留めきれず。「タフだからこそKOで倒したかった」との後悔はWBO同級ランク7位と世界を目指すからで、最終回は玉砕覚悟の相手と打ち合って会場を沸かせ、「打ち合いしないといけない場面も出てくる。収穫ですね」とまとめた。