「明日の女帝」アスカ(36)が、異色の男女対決を簡単に制した。

 15日のPPV大会で、スマックダウン女子王者カーメラに挑戦するアスカは王者の「下僕」ジェームス・エルズワースとランバージャック形式でシングル激突。8人の女子選手がリングを取り囲む中、「オレはアスカと闘う準備ができている」と意気込むエルズワースに対して圧倒的な実力差をみせつけた。すぐさま場外に逃亡するエルズワース。しかし場外にいるベッキー・リンチらに捕まってリングに戻された。

 攻撃を待つように懇願する王者の「下僕」に対し「無理じゃコラ」と一喝したアスカはヒップアタック、さらに強烈なヒザをたたき込んだ。再び逃亡するエルズワースを捕まえようとした女子選手たち同士がなぜか乱闘を開始。その隙にカーメラが隠し持っていたスプレーを手渡されたエルズワースにソバット、さらにアスカロックで捕獲してギブアップを奪った。

 試合には勝利したものの、エルズワースからスプレー攻撃を浴びた後、カーメラからスーパーキックを食らってダウンし、リングで大の字に…。王者の巧妙な戦術にはまってしまった。