大日本プロレス会長のグレート小鹿(76)が16日、新潟・阿賀野市で開催された新潟プロレス・サントピアワールド大会で、新潟無差別級王座の初防衛に成功した。

小鹿はメインで、新潟が差し向けた刺客、舞牙と対戦。セコンド3、4人が介入する絶対不利の戦いを、足四の字固めでギブアップを奪い勝利した。小鹿は「私もヒールですけど、3人も4人もいたから、1人じゃどうしようもない。舞牙の左足を徹底的に攻めて、何度か逃げられましたけど、足四の字で仕留めてやりました。気持ちいいねえ、ガッハッハ」と喜んでいた。試合後、リング上であいさつする小鹿に、会場のファンから大声援が送られた。小鹿は「新潟のファンの方は温かい。私は思わずベビーフェースであいさつしちゃったよ。こんなこと初めて」と苦笑していた。次期防衛戦については「誰でもいいからかかってこい」と話していた。