リアルジャパンは24日、都内のホテルで会見し、12月6日開催の原点回帰プロレス後楽園大会の主要カードを発表した。

世界マスクマントーナメントは、準決勝1試合と決勝戦が行われる。すでに決勝進出を決めたブラック・タイガーJr.が会場に姿を見せ、マスクを取って船木誠勝であると正体を明かした。

船木は「自分なりにいろいろ考えたが、船木が中にいると分かっていただいた上で、日本式の今、自分が持っているワザを出して、ルチャ・リブレに挑戦したい」と話した。準決勝では、ドス・カラスJr.とイホ・デ・ブラック・タイガーが対戦する。船木は「ブラック・タイガー同士でやるより、ドス・カラスJr.とやりたい」と希望を口にした。

船木は3月の後楽園大会に船鬼と名乗りマスクをかぶって登場。大鵬3世、納谷幸男とタッグを組んだが、納谷の誤爆に怒り、納谷をパイプイスでめった打ち。レフェリーにも暴行を働き無効試合になった。

退場の際には、初代タイガーマスクを突き飛ばして会場をあとにしていた。正体を明かしてのリアルジャパン大会復帰戦を前に船木は「納谷には団体のエースになってもらわないと困るので、自分なりのエールを送ったつもり。(突き飛ばして)初代タイガーには復帰してもらえるかなと思った」と本心を明かした。