US王者中邑真輔(38)が中東の地で王座防衛に成功し、次期PPV大会でインターコンチネンタル王者セス・ロリンズとの「王者対決」も決定した。

怪力レスラーのルセフの挑戦を受けた中邑は、投げとばされた後にお返しの顔面絞めで応戦。セカンドロープからジャンピング・キンシャサを成功させ、追撃を狙うと、逆に相手必殺のアコレードで絞められて大ピンチに陥った。しかし、リング中央に引き戻される際、隙を突いて頭突きによる急所攻撃で追い詰めた。偶発を装ってコーナーでたぎると、弱った挑戦者にキンシャサでヒザを突き刺し、3カウントを奪った。

7月のPPV大会で同王座奪取後のベルト保持期間を109日まで伸ばした中邑は

自らを「ナカメリカ」と呼ぶ。試合前、ツイッターで「心配するな。『ナカメリカ』はがっかりさせない」と自信のコメントをつづっていた通り、サウジアラビアでも王座防衛を果たした。また試合後、11月18日のPPV大会サバイバー・シリーズで、インターコンチネンタル王者セス・ロリンズと対戦することも決まった。