ボクシングのWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25)の弟でWBC世界同級4位井上拓真(22=ともに大橋)が12月30日、東京・大田区総合体育館で同級2位ペッチ・CPフレッシュマート(24=タイ)と同暫定王座決定戦に臨むことが7日、発表された。当初は同級1位ノルダン・ウバリ(フランス)と同級3位ルーシー・ウォーレン(米国)による同王座決定戦が予定されていたが、両者の交渉が進んでいないため、WBCから次期挑戦者権を持つ井上拓とペッチの暫定王座が承認された。

また同日にはWBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(27=伴流)が同級1位イフゲニー・シュプラコフ(28=ロシア)との初防衛戦、WBC世界ライトフライ級王者拳四朗(26=BMB)が同級8位サウル・フアレス(27=メキシコ)との5度目の防衛戦に臨むトリプル世界戦となる。