グローバルリーグAブロック公式戦で、昨年覇者の拳王が丸藤正道を17分54秒で下して初勝利を挙げ、初戦の黒星から1勝1敗に戻した。

1年以上前から熱望していたノアの顔、丸藤とのシングル戦に気合十分。得意の蹴りに対し、丸藤も打撃戦を中心に迎撃。かわし、かわし、かわし…。幾度も紙一重のめまぐるしい攻防が続き、試合はヒートアップした。

最後はダイビングフットスタンプ、さらにローリングダイビングフットスタンプとコーナー上からの2連発で勝負あり。「今日勝っただけじゃあ、ノアの顔は拳王にはならない。どんどんやって完膚無きまでにたたきつぶしてやる」と予告し、会場を熱狂させた。