ボクシングのWBC世界ライトフライ級王者拳四朗(26=BMB)に挑戦する同級7位サウル・フアレス(28=メキシコ)が24日、成田着の航空便で来日した。

スタイルは身長153センチの右ボクサーファイターで、164・5センチの拳四朗よりも11・5センチも低い。同階級でも小柄な選手となるため、愛称も「ベイビー」。クリスマスイブにもかかわらず、2人の息子を母国に残し、元プロボクサーの父ロペス氏らと日本に到着したフアレスは「人生が変わる仕事。子供には新年にプレゼントをあげたい。あとは世界王座のベルトもね」と口にした。

既にリミットまで残り1キロまでに減量を進めており、ウエートの問題もない。「自分は小さいので動いていきたい。あとはテクニカルな部分も強化してきた。コンビネーションブローが得意なので、かき回すような展開になればいけると思う」と自信をのぞかせた。父ロペス氏は「拳四朗選手も父(寺地永会長)がボクサーだと知っています」と親子鷹対決燃えていた。