4月で現役を引退する女子プロレスPURE-Jのコマンド・ボリショイが東北総局を訪れ、2月10日に開催される仙台大会(宮城野区文化センター)をPRした。これが東北地方でのラストマッチ。当日は彼女の「もう1つの顔」であるボリショイ・キッドとして、里村明衣子(39)と初めてシングルで戦う。ボリショイは「大好きな東北に足跡を残すため、絶対に里村を撃破する!」と気合を入れた。

仙台に来るたび、11年の震災を思い出す。直後に神取忍らとともに、ボランティアとして仙台と岩手・陸前高田を訪れ、炊き出しを行った。そのとき以来、仙台開催ではひときわ大きな声援がボリショイを包む。「震災で大変な目にあったのに、私の方が逆に元気をもらっています」と、ファンのぬくもりを実感している。「東北へ恩返しの意味も込めて」と、当日は20歳以下の女性は入場無料で招待し、パンフレット贈呈の特典も付け、来場を待っている。

◆プレゼント PURE-J仙台大会(2月10日、宮城野区文化センター午後6時開始)のチケットをペア3組6人に、ボリショイのサイン色紙を2人にプレゼントします。はがき裏面に、希望するのは「チケット」か「サイン」かを必ず明記し、住所、氏名、年齢、電話番号を記して、〒980・0014仙台市青葉区本町2の2の6、朝日新聞ビル6階、日刊スポーツ東北総局「PURE-Jプレゼント係」まで。26日の消印有効。発表は発送をもって代えます。