全日本プロレスが29日、横浜市内の事務所で会見を開き、2月7日にアジアタッグのタイトルをかけて戦う王者青柳優馬(23)野村直矢(25)組と、挑戦者の大日本プロレス河上隆一(30)、菊田一美(32)組が火花を散らした。

同タイトルは1955年(昭30)から続く歴史があり、大日本会長グレート小鹿が大熊元司とのタッグで過去4度戴冠したことがある。河上は会長から直々に「極道殺法」を授かったと明かし、「2人はきれいなプロレスしかなしたことないと思うので。期待してください」と大日本らしい激しい戦いに持ち込むと予告した。

V4を狙うノムヤギの青柳は、河上、菊田組を「黒ずんだバナナ」と例え、「僕の中でけなしているイメージはない。むしろおいしいじゃないですか。そのおいしいところを狙って、アジアタッグがより輝くと思う」とこの一戦を好機と捉えた。