「K-1 WGP 2019」(日刊スポーツ新聞社後援)が6月30日、東京・両国国技館で開催される。

主催のK-1実行委員会が、大会の目玉としてスーパー・バンタム級世界最強決定トーナメントを行うことを12日、都内で発表した。

同級王者の武居由樹(22)は、1回戦でアレックス・リーバス(18=スペイン)と対戦する。2人は3月に対戦予定だったが、リーバスが家族の事情で欠場。今回、仕切り直しが決まった。武居は「6月の両国は僕が背負う気持ちで頑張る」と気合を入れた。

この発言は、同実行委からK-1スーパー・フェザー級王者の武尊(27)のケガによる今大会欠場が発表されたことを受けてのもの。「みんな強そうだが、この階級は自分が主役」と優勝を約束した。

その他の1回戦は、玖村将史(20)-ペッパンガン・モーラタナバンディット(20=タイ)、晃貴(20)と隼也ウィラサクレック(21)の19日の勝者-サンベル・ババヤン(21=アルメニア)、玖村修平(22)-サデック・ハシミ(27=イラン)。内外の若手実力者がそろった。

武尊は3月、現役ムエタイ王者ヨーキッサダー・ユッタチョンブリー(27=タイ)と59キロ契約でKO勝ちしたものの、拳を痛めたため、当面は治療を優先する。