アリ猪木戦を実現させた「過激な仕掛け人」こと新間寿氏(84)のWWE名誉殿堂「ホール・オブ・フェーム」入り記念セレモニーが行われた。

昭和期に新日本プロレスの営業部長を務めた新間氏は現会長の父、ビンス・マクマホン・シニア氏と親交を深め、両団体の交流と発展に尽力。長年に渡るプロレス界への功績をたたえられ、この4月「レッスルマニア35」前日の「WWEホール・オブ・フェーム」でレガシー部門への殿堂入りを果たした。日本人のWWE殿堂入りはアントニオ猪木、藤波辰爾、力道山、ヒロ・マツダに続く5人目。

新間氏は故マクマホン・シニア氏の遺影を持ってリングに上がり、「昭和、平成と生き抜き、令和にこのような表彰をいただけてうれしい。プロレスこそ私の青春」とあいさつした。