WBA世界ミドル級級4位村田諒太(33=帝拳)が王座に返り咲いた。昨年10月、米ラスベガスで負けた王者ロブ・ブラント(28=米国)との再戦で2回TKO勝ちした。

ボクシング人生を懸けた再戦を制した村田のプロ人生の歩みを振り返る。


2012年8月11日 ロンドンオリンピックで金メダル獲得

男子ミドル級決勝 ファルカン(左)に強烈なボディーを放つ村田(2012年8月11日撮影・PNP)
男子ミドル級決勝 ファルカン(左)に強烈なボディーを放つ村田(2012年8月11日撮影・PNP)
男子ミドル級決勝 判定でファルカン(右)を破り金メダルを獲得した村田(2012年8月11日撮影・PNP)
男子ミドル級決勝 判定でファルカン(右)を破り金メダルを獲得した村田(2012年8月11日撮影・PNP)

2013年4月12日 プロ転向会見

会見後、笑顔でファイティングポーズを取る村田(2013年4月12日撮影・河野匠)
会見後、笑顔でファイティングポーズを取る村田(2013年4月12日撮影・河野匠)

2013年8月25日 プロデビュー戦は2回TKO勝利

25日のプロデビュー戦で強烈な右ストレートを打ち込む村田(2013年8月25日撮影)
25日のプロデビュー戦で強烈な右ストレートを打ち込む村田(2013年8月25日撮影)

2013年8月25日 プロデビュー戦は2戦目は8回TKO勝利

6回、ピーターソン(左)に右ストレートを振り下ろす村田(撮影・山崎安昭)
6回、ピーターソン(左)に右ストレートを振り下ろす村田(撮影・山崎安昭)
8回、強烈な右ストレートをピーターソンの顔面にヒットさせる村田(2013年12月6日撮影・たえ見朱実)
8回、強烈な右ストレートをピーターソンの顔面にヒットさせる村田(2013年12月6日撮影・たえ見朱実)

2014年2月22日 海外デビュー戦でKO勝利

村田諒太海外デビュー戦 73・4キロ契約体重8回戦 村田諒太対カルロス・ナシメント 3回、村田諒太はカルロス・ナシメントに左ボディーを打ち込む=2014年2月22日
村田諒太海外デビュー戦 73・4キロ契約体重8回戦 村田諒太対カルロス・ナシメント 3回、村田諒太はカルロス・ナシメントに左ボディーを打ち込む=2014年2月22日
4回、村田はTKO勝ちでナシメントを破る(撮影・山崎安昭)
4回、村田はTKO勝ちでナシメントを破る(撮影・山崎安昭)

2014年5月22日 プロデビュー戦から4連続KO勝利

6回、ネリオの顔面に右ストレートを打ち込みTKO勝ちした村田(2014年5月22日撮影・加藤哉)
6回、ネリオの顔面に右ストレートを打ち込みTKO勝ちした村田(2014年5月22日撮影・加藤哉)

2014年12月30日 プロ第6戦は判定勝利

村田諒太プロ第6戦・ノンタイトルミドル級10回戦 村田諒太対ジェシー・ニックロウ 9回、村田諒太(右)はジェシー・ニックロウに右ストレートを打ち込む(2014年12月30日撮影・山崎安昭 )
村田諒太プロ第6戦・ノンタイトルミドル級10回戦 村田諒太対ジェシー・ニックロウ 9回、村田諒太(右)はジェシー・ニックロウに右ストレートを打ち込む(2014年12月30日撮影・山崎安昭 )

2015年5月1日 プロ第7戦はTKO勝利

村田諒太プロ第7戦・ノンタイトルミドル級10回戦 村田諒太対ドウグラス・ダミアン・アタイジ 5回、ドウグラス・ダミアン・アタイジ(右)からTKO勝ちしガッツポーズする村田諒太(2015年5月1日撮影・江口和貴)
村田諒太プロ第7戦・ノンタイトルミドル級10回戦 村田諒太対ドウグラス・ダミアン・アタイジ 5回、ドウグラス・ダミアン・アタイジ(右)からTKO勝ちしガッツポーズする村田諒太(2015年5月1日撮影・江口和貴)

2016年12月30日 プロ第12戦で3回KO勝利

村田諒太プロ第12戦・ノンタイトルミドル級10回戦 村田諒太対ブルーノ・サンドバル 3回、村田諒太(右)はサンドバルの顔面に強烈な右ストレートを見舞う(2016年12月30日撮影・たえ見朱実)
村田諒太プロ第12戦・ノンタイトルミドル級10回戦 村田諒太対ブルーノ・サンドバル 3回、村田諒太(右)はサンドバルの顔面に強烈な右ストレートを見舞う(2016年12月30日撮影・たえ見朱実)
3回、右ストレートでサンドバル(手前)をマットに沈めニヤリとする村田(2016年12月30日撮影・江口和貴)
3回、右ストレートでサンドバル(手前)をマットに沈めニヤリとする村田(2016年12月30日撮影・江口和貴)

2017年5月20日 WBA世界ミドル級王者エンダムに挑戦。優勢に戦ったように見えたが判定負け

ボクシング・トリプル世界戦 WBA世界ミドル級タイトルマッチ アッサン・エンダム対村田諒太 5回、村田諒太(左)のパンチによろけるアッサン・エンダム(2017年5月20日撮影・横山健太)
ボクシング・トリプル世界戦 WBA世界ミドル級タイトルマッチ アッサン・エンダム対村田諒太 5回、村田諒太(左)のパンチによろけるアッサン・エンダム(2017年5月20日撮影・横山健太)
4回、村田(左)はエンダムからダウンを奪う(撮影・河野匠)
4回、村田(左)はエンダムからダウンを奪う(撮影・河野匠)
新チャンピオンのエンダム(右)に健闘をたたえられ、笑顔を見せる村田(撮影・河野匠)
新チャンピオンのエンダム(右)に健闘をたたえられ、笑顔を見せる村田(撮影・河野匠)
判定で敗れた村田は、ロープにもたれかかり、うつむいて目を閉じる(撮影・横山健太)
判定で敗れた村田は、ロープにもたれかかり、うつむいて目を閉じる(撮影・横山健太)

2017年7月15日 プロ野球オールスターゲームで始球式を行う

全パ対全セ 始球式を行う村田諒太(2017年7月15日、ZOZOマリンスタジアム撮影・加藤哉)
全パ対全セ 始球式を行う村田諒太(2017年7月15日、ZOZOマリンスタジアム撮影・加藤哉)

2017年10月22日 王者エンダムに再挑戦。7回終了TKO勝利で世界王座奪取

ボクシング・トリプル世界戦 WBA世界ミドル級タイトルマッチ(再戦) 村田諒太対アッサン・エンダム 6回、アッサン・エンダム(左)に右ストレートを浴びせる村田諒太(2017年10月22日撮影・中島郁夫)
ボクシング・トリプル世界戦 WBA世界ミドル級タイトルマッチ(再戦) 村田諒太対アッサン・エンダム 6回、アッサン・エンダム(左)に右ストレートを浴びせる村田諒太(2017年10月22日撮影・中島郁夫)
7回TKOでエンダム(左)を下し泣きながら喜ぶ村田(撮影・滝沢徹郎)
7回TKOでエンダム(左)を下し泣きながら喜ぶ村田(撮影・滝沢徹郎)
7回TKOでエンダムを下し、泣き崩れる村田(撮影・滝沢徹郎)
7回TKOでエンダムを下し、泣き崩れる村田(撮影・滝沢徹郎)

2018年4月15日 初防衛戦は8回TKO勝利

ボクシング・ダブル世界戦 WBA世界ミドル級タイトルマッチ 村田諒太対エマヌエーレ・ブランダムラ 7回、村田諒太(後方)はエマヌエーレ・ブランダムラをロープ際に追い詰める(2018年4月15日撮影・足立雅史)
ボクシング・ダブル世界戦 WBA世界ミドル級タイトルマッチ 村田諒太対エマヌエーレ・ブランダムラ 7回、村田諒太(後方)はエマヌエーレ・ブランダムラをロープ際に追い詰める(2018年4月15日撮影・足立雅史)
村田諒太対エマヌエーレ・ブランダムラ 村田(右)は8回TKOでブランダムラを破り、初防衛に成功する(撮影・足立雅史)
村田諒太対エマヌエーレ・ブランダムラ 村田(右)は8回TKOでブランダムラを破り、初防衛に成功する(撮影・足立雅史)

2018年10月20日 米ラスベガスで2度目の防衛戦。ブラントに判定負けで王座陥落

WBA世界ミドル級タイトルマッチ 10回、挑戦者ブラントに右ストレートを顔面に受ける村田諒太(2018年10月20日、米国ネバダ州ラスベガス撮影・菅敏)
WBA世界ミドル級タイトルマッチ 10回、挑戦者ブラントに右ストレートを顔面に受ける村田諒太(2018年10月20日、米国ネバダ州ラスベガス撮影・菅敏)
12回を戦い終え、ガッツポーズをする挑戦者ブラント(右)を前にぼう然と立ちつくす村田(撮影・菅敏)
12回を戦い終え、ガッツポーズをする挑戦者ブラント(右)を前にぼう然と立ちつくす村田(撮影・菅敏)

2019年4月25日 ブラントとの再戦が決定。会見でにらみ合う

村田諒太(左)はWBA世界ミドル級タイトルマッチで王者ブラントとの再戦が決まり、フォトセッションでにらみ合う(2019年4月25日撮影・松本俊)
村田諒太(左)はWBA世界ミドル級タイトルマッチで王者ブラントとの再戦が決まり、フォトセッションでにらみ合う(2019年4月25日撮影・松本俊)