ボクシングのWBA・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(26)が、WBC世界同級暫定王者の弟拓真(23=ともに大橋)と初の兄弟ダブル世界戦を希望した。

7日、横浜市内でナイトランイベントのスターターを務めた。6日にカザフスタンで初防衛に成功したWBC正規王者ウバーリ(フランス)と弟が統一戦に臨むことを受け「タイミングが合えば一緒にやれればいいですね」と強調。年内予定のワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)決勝の舞台での兄弟ダブル世界戦開催を願った。また七夕の短冊には「WBSS優勝」と記し、あらためてWBAスーパー王者ドネア(フィリピン)との決勝を見据えていた。