IWGPインターコンチネンタル王者内藤哲也(37)がBブロック公式戦でL・I・J同門対決を制し、勝ち点8とV戦線に踏みとどまった。アニマル浜口ジム同期の鷹木信悟(36)とのプロ初対戦でパワーに苦しみながら、執念のデスティーノを決め、27分15秒の死闘に終止符を打った。

同ジム時代から16年を経た激闘を堪能すると、マイクを握り「鷹木! 昨年10月、新たなパレハ(仲間)として迎え入れたのは、やっぱり間違いじゃなかったよ」と感謝した。他力ながら優勝の望みはある。「可能性がある限り、全力でいきます。なぜなら、その先に見据えるものがあるから」。G1優勝者にはIWGP王座挑戦権がついてくる。自ら「史上初の偉業」と強調するIWGP&インターコンチネンタル両王座の同時戴冠へ。「鷹木からの勝利をムダにしませんよ」と言い放った。