3カウントなしの関節技決着形式ロウ女子王座戦で、王者ベッキー・リンチが防衛に成功した。

地元カナダ出身のナタリアの挑戦を受けると、試合開始から平手を打ち合いを展開。先にリンチがアッパーカットからベックスプロイダー(エクスプロイダー)、さらに腕ひしぎ逆十字固めから三角絞めとギブアップを狙った。場外では挑戦者のジャイアントスイングでバリケードへとたたき付けられ、リングに戻るとシャープシューターで絞められた。

さらにコーナーに登ると左ヒザを集中的に攻撃さらた。苦戦を強いられた王者は、掟破りのシャープシューターを繰り出した。ナタリアからも王者得意のディスアーマー(羽根折式脇固め)で反撃された。一進一退の攻防から一瞬の隙を見いだしたのはリンチ。ナタリアのシャープシューターをしのぐと、ディスアーマーで捕獲しタップを奪った。カナダで人気の強敵ナタリアを下し、王座防衛に成功した。