K-1スーパー・ウエルター級の城戸康裕(36)が25日、現在空位の同級王座決定トーナメントに意欲を示した。

前夜、エディオンアリーナ大阪で行われた「K-1 WGP 2019」(日刊スポーツ新聞社後援)で、アントニオ・ゴメス(30=スペイン)に2回1分48秒、KO勝ちした城戸がこの日、大阪市内で会見し、第3代同級王座獲得を熱望した。

「70キロのベルトを取りにいかない手はない。11月に試合したい」と城戸はやる気満々。そして、トーナメントについては「メンバーがいるのかな?」と言いながらも、「トーナメントも楽しいのでやりたい」と過酷な戦いも恐れない姿勢を見せた。

2017年6月の第2代同級王座決定トーナメントでは決勝に進出。優勝したチンギス・アラゾフ(26=ベラルーシ)から1度ダウンを奪うも、判定負けした。その後はウエルター級に転向、王座を目指したが、今年3月のタイトル戦で王者・久保優太(31)に延長判定で敗れた。年末には37歳となるだけに、いよいよ後がない城戸。11月のトーナメント開催を心待ちにしている。