「ストーン・コールド」スティーブ・オースチンが15日のPPV大会クラッシュ・オブ・チャンピオンズ(ノースカロライナ州シャーロット)で組まれたWWEユニバーサル王座戦調印式に立会人として登場した。

投げ込まれた缶ビール2本を飲み干し「ここに戻ってこれてうれしいよ」などとマディソン・スクエア・ガーデンでの思い出を振り返り、王者セス・ロリンズ、挑戦者の「巨獣」ブラウン・ストローマンをリングへと呼び込んだ。

同PPV大会ではロウタッグ王者として防衛戦で共闘し、ユニバーサル王座戦で対戦する両者とオースチンは握手。ロリンズは「試合が終わっても、オレはベストでユニバーサル王者のままだ」と意気込めば、ストローマンも「タッグ王者でいたいが、同時にユニバーサル王座も狙っているぞ」と挑発。両者ともに契約書にサインした。

すると前回の調印式に続き、再びAJスタイルズ、ルーク・ギャローズ、カール・アンダーソンの3人ユニット「The OC」が登場。オースチンがAJスタイルズから「おとなしくしてないとケガするぞ」と警告されると、代わりにロリンズとストローマンがThe OCを排除を狙った。ロリンズの攻撃をかわしたAJスタイルズに対し、オースチンは中指を突き立てた後、ストーンコールド・スタナーで蹴散らした。

さらにメイン戦の10人タッグ戦後にもオースチンは再び姿をみせ、勝利したロリンズ、ストローマン、セドリック・アレクサンダー、バイキング・レイダーズと缶ビールで乾杯。そのまま浴びるようにビールをがぶ飲みして5人の勝利を祝ってみせた。