12年ロンドン五輪ボクシング男子ミドル級金メダリストでWBA世界同級王者の村田諒太(33=帝拳)が25日、東京・味の素トレセンで五輪パラリンピック強化指定選手、指導者に向けた講話に臨んだ。

男子テニスの錦織圭ら約200人の参加者を前に約1時間、08年北京五輪予選敗退からロンドン五輪金メダルまでの心境の変化、メダル獲得前後の環境の激変などを自らの経験をもとに伝えたという。村田は「少しでも、この話が誰かの支えになるようならうれしい」とエールを送っていた。