3階級制覇王者で現スーパーフェザー級王者の武尊(28)が約8カ月ぶりの復帰戦を飾った。前フェザー級王者の村越優汰(25)とスーパーフェザー級3分3回で対戦し、2-0の判定勝ち。3月の現役ムエタイ王者ヨーキッサダー(タイ)に2回KO勝ちした後、右拳骨折が判明。格闘技人生初となる拳の手術を受けた。リハビリ後の9月に米合宿も敢行し、満を持して村越戦に臨んでいた。主な一問一答は次の通り。

-試合を振り返って

武尊 自分の中では反省の残る試合だった。対戦相手どうこうよりも

自分の調整で課題が残った。来年はしっかり調整して最高の試合がしたい。

-村越について

武尊 やりにくかったですね。

-課題とは何か

武尊 コンディションですね。そこがちょっと、やり切れなかった。来年に向けて体をしっかり整えたい。8カ月ぶりということ、ケガも、いろいろあるので来年に向けて治したい。

-バックブローを使った

武尊 今回の作戦で、サウスポーの時に狙うのですが、かみ合わなかった。

-序盤は動きに硬さ

武尊 そうですね。メンタルだと思うのですけど。そこまでのコンディションづくり、心も体も、しっかりかみ合っていなかった。緊張感もあるし、試合までの期間のコンディションづくりの課題が残ったので、そこがでました。

-横浜アリーナは

武尊 すごい良かった。景色が最高でした。

-旧K-1と比べ、盛り上がりは

武尊 盛り上がりはボクだけでなく、みんなが新しいK-1を引っ張るんだという感じで、面白い試合が多かった。盛り上がりでは超えたと思いますね。

-ファンにメッセージ

武尊 リングでも言いましたが、来年の2020年はオリンピックイヤーなので、盛り上がる格闘技大会をK-1で実現して。みんなが最高と思える試合で、K-1最強を証明する試合がしたいですね。