4日に内藤哲也にIWGPインターコンチネンタル王座を奪われたジェイ・ホワイト(27)が、昨年のG1覇者飯伏幸太(37)とのスペシャルシングルマッチを行い、24分58秒、ブレードランナーからの片エビ固めで勝利した。

序盤は場外戦などで激しくやりあったが、徐々にスピードで勝る飯伏がペースをつかんでいった。ジャーマンスープレックスで攻め込むなど勝利に迫ったが、ホワイトのセコンドを務める外道が介入。カウント中にレフェリーをリング下に引きずり落とすなど試合を妨害すると、いすで飯伏の気を引いた隙に、背後からホワイトが攻撃し、最後は得意のブレードランナーで試合を決めた。

怒りが収まらない飯伏を尻目にホワイトは「みんな俺の試合を楽しんだはずだ。俺の前に立つやつは全員倒してやる」と息巻いた。

4日にオカダ・カズチカに敗れた飯伏は、悔しい2連敗でドーム大会を終えた。荒い呼吸で会見場に姿を見せると「昨日のダメージは正直残っていた。結果は2連敗で悔しいが、まだまだ自分の夢は諦めていない。もっといいプロレスを見せられるように頑張っていきたい」と話した。